簿記3級の勉強方法ロードマップ|初心者が独学で合格するまでの5ステップ

「簿記3級を取りたいけど、何から始めればいいかわからない」

そう思って書店に行き、簿記のテキストコーナーの前で立ち止まったことはありませんか?

「みんなが欲しかった!」「スッキリわかる」「パブロフ流」など、たくさんのテキストが並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いと思います。

実は私も同じ経験があります。
どのテキストが良いのかわからず、30分ほど悩んだ末に結局何も買わずに帰ってしまいました。

テキストを選ぶ以前に、

  • そもそも何から始めればいいのか
  • 独学で本当に合格できるのか
  • 忙しい生活の中で続けられるのか

そんな不安があって、なかなか勉強をスタートできなかったんです。

でも実は、簿記3級は勉強の順番さえ正しければ独学でも十分に合格できる資格です。

この記事では、忙しいワーママでも合格を目指せるように、簿記3級の勉強方法ロードマップを解説します。

「これならできそう」と思っていただけたら嬉しいです。

この記事でわかること
  • 簿記3級は独学で合格できるのか
  • 合格までの勉強ロードマップ(5ステップ)
  • ワーママが勉強時間を確保するコツ
  • 独学が不安な場合の選択肢
目次

簿記3級は独学で合格できる?勉強時間の目安

結論から言うと、簿記3級は独学でも十分合格できます。

合格率はおおよそ 40〜50%前後で推移しており、専門学校や通信講座を利用せずに合格している方も多くいます。

最近の簿記テキストは非常にわかりやすく、

  • フルカラー
  • 図解が多い
  • 初心者向け解説

といった工夫がされているため、独学でも勉強しやすい環境が整っています。

勉強時間の目安

簿記3級の合格に必要な勉強時間は約100〜150時間が目安です。

例えば次のようなペースになります。

  • 1日30分 → 約6ヶ月〜10ヶ月
  • 1日1時間 → 約3ヶ月〜5ヶ月

つまり、数年かかるような難関資格ではなく、コツコツ続ければワーママでも十分に合格を目指せる資格です。

勉強時間の具体的なスケジュールについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

ただし、勉強の順番を間違えると効率が大きく下がることがあります。

例えば、

  • テキストを完璧に理解してから問題を解く
  • とりあえず過去問だけ解く

といった方法では、思ったより時間がかかることがあります。

そこで次に、独学合格のための正しい勉強ロードマップを紹介します。

簿記3級の独学勉強方法|合格までの5ステップ

簿記3級の勉強は次の5ステップで進めるのがおすすめです。

簿記3級 勉強方法 5ステップ
【簿記3級 合格までの5ステップ】

STEP1:試験の全体像を知る
試験形式や出題範囲を把握し、勉強の全体像を理解します。

STEP2:テキストで基礎を理解
まずは1冊のテキストで仕訳などの基本を学びます。

STEP3:問題集で演習
問題集を2〜3周して知識を定着させます。

STEP4:過去問で試験形式に慣れる
60分の時間配分を意識して実践練習をします。

STEP5:模試で最終確認
模擬試験で70点以上取れるか確認して本番へ。

この5ステップを順番に進めれば、初心者でも独学で簿記3級合格を目指せます。

STEP1:試験の全体像を把握する

まずはテキストを読む前に、簿記3級がどんな試験なのか全体像を理解しておきましょう。

全体の流れがわかっていると、「今どこを勉強しているのか」が理解しやすくなります。

試験の受験方法

日商簿記3級には、主に2つの受験方法があります。

統一試験(ペーパー試験)

  • 年3回(2月・6月・11月)
  • 試験時間:60分
  • 100点満点中70点以上で合格

ネット試験(CBT方式)

  • パソコンで受験
  • 実施期間中はほぼいつでも受験可能
  • 難易度・合格基準は統一試験と同じ

準備ができたタイミングで受けたい」という方には、ネット試験が便利です。

試験範囲

簿記3級では主に次の内容を学びます。

  • 仕訳
  • 試算表
  • 精算表
  • 財務諸表

この段階では名前を知っておく程度でOKです。

勉強を進めるうちに自然と理解できるようになります。

STEP2:テキスト1冊で基礎を理解する

全体像がわかったら、いよいよテキストで勉強を始めます。

ポイントは、テキストは1冊に絞ることです。
何冊も買うと、どれを使えばいいのか迷いやすくなります。

初心者には次のようなテキストがおすすめです。

  • フルカラー
  • 図解が多い
  • 会話形式など読みやすい

仕訳の理解が最重要

簿記3級で一番大切なのは【仕訳】です。

仕訳とは、

取引を
借方(かりかた)と貸方(かしかた)に分けて記録する作業

のことです。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、例題を繰り返すうちに自然と理解できるようになります。

また、仕訳のパターンを多く覚えると試験も楽になります。

テキスト学習のコツ

テキストは完璧に理解しようとしなくてOKです。

最初は6〜7割理解できれば十分と思って読み進めましょう。

わからない部分は、問題演習をする中で理解が深まることが多いです。

おすすめテキストの紹介はこちら

STEP3:問題集で演習する

テキストを一通り読んだら、早めに問題集に取り組みます。

理解を深める一番の方法は、実際に問題を解くことです。

問題集の進め方

1周目
→ 苦手な部分を見つける

2周目
→ 間違えた問題を重点的に復習

3周目
→ 確実に解ける状態にする

問題集は2〜3周することを目安に進めると効果的です。

仕訳問題は数をこなす

仕訳問題は、パターンを覚えることも重要です。

1問1〜2分で解ける問題が多いので、

  • 通勤時間
  • 待ち時間
  • ちょっとしたスキマ時間

に5問・10問と解く習慣を作ると、理解が早くなります。

STEP4:過去問で試験形式に慣れる

問題集に慣れてきたら、過去問に取り組みます。

過去問の目的は次の2つです。

  • 試験時間内に解く感覚をつかむ
  • 本番の出題パターンに慣れる

簿記3級の試験は

  • 第1問:仕訳問題
  • 第2問:帳簿など
  • 第3問:精算表や財務諸表

という構成が一般的です。

過去問の取り組み方

本番と同じように60分タイマーを設定して解いてみましょう。

最初は時間が足りなくても問題ありません。

大切なのは

  • どこで時間がかかるのか
  • どこが苦手なのか

を把握することです。

STEP5:模試で合格ラインを確認する

試験の2週間前くらいからは、模擬試験で最終確認を行います。

目安は安定して70点以上取れるかです。

簿記3級は70点以上で合格なので、このラインをクリアできれば本番でも合格可能性が高いです。

試験直前の勉強法

直前期は

  • 苦手分野の復習
  • よく間違える問題の確認

を中心に進めましょう。

新しいことを詰め込むよりも、今まで学んだ内容を整理することが大切です。

ワーママが勉強時間を確保する3つのコツ

「勉強方法はわかったけど、時間が作れない」という方も多いと思います。

まとまった時間を取ろうとすると難しいので、スキマ時間を活用することがポイントです。

通勤時間を活用する

電車の中では

  • 動画講義を見る
  • 仕訳問題を解く

といった勉強ができます。

片道30分でも、往復で60分。
週5日続けると、月20時間ほどの勉強時間になります。

スキマ時間を積み重ねる

例えば、

  • 昼休みの10分
  • 子どもの習い事待ち
  • 料理の合間

などの時間でも、問題を数問解くことはできます。

スマホに問題演習アプリを入れておくと便利です。

朝30分を勉強時間にする

朝の30分は集中しやすい時間です。
夜は疲れて勉強が進まないこともありますが、朝は頭がスッキリしているので効率よく学習できます。

毎日完璧にできなくても大丈夫です。
週単位で勉強時間を考えると、無理なく続けやすくなります。

勉強時間の作り方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

独学が不安な場合は通信講座も選択肢

「独学で進められるか不安」という場合は、通信講座を利用する方法もあります。

通信講座のメリットは次の3つです。

  • 学習カリキュラムが用意されている
  • 動画講義で理解しやすい
  • スマホ学習ができる

特に忙しい方には、スキマ時間で勉強できる講座が人気です。

おすすめ講座の比較はこちらの記事で紹介しています。

まとめ|簿記3級は正しい順番で勉強すれば独学でも合格できる

簿記3級は独学でも合格できる資格です。

必要な勉強時間は約100〜150時間で、1日30分でもコツコツ続ければ合格を目指せます。

勉強の流れは次の5ステップです。

ポイント
  1. 試験の全体像を把握する
  2. テキストで基礎を理解する
  3. 問題集で演習する
  4. 過去問で試験形式に慣れる
  5. 模試で最終確認する

完璧に理解してから次に進もうとせず、
「6〜7割理解できたら次へ進む」くらいの気持ちで進めると、効率よく学習できます。

まずはテキストを1冊用意して、最初の1ページを開くことから始めてみてください。
一歩踏み出せば、思ったよりもスムーズに進められるはずです。

最新のステップアップ事例はこちらの記事で紹介しています。

この記事を書いた人

IT企業で法人営業主任として働くワーキングマザー。
顧客提案・見積作成・社内調整などを担当しながら、時短勤務で2児の子育てと仕事に奮闘しています。

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